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リラクゼーションサロンで働く

このサイトは「JCSスクールズ」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

ここでは、リンパマッサージのスクールを修了した方の主な進路として、リラクゼーションサロンでの働き方を紹介しています。仕事内容や年収や給与の目安、メリットやデメリットなどをまとめているため、リラクゼーションサロンで活躍したい人は、ぜひ参考にしてみてください。

リラクゼーションサロンの仕事内容は?

お客様に癒しを提供するリラクゼーションサロンでの仕事内容は、オイルを使わないもみほぐしとオイルを使ったボディケアといった2種類の施術がメインです。

オイルを使用しないもみほぐし

オイルを使用しないもみほぐしでは、肩こりや腰痛の解消を求めるお客様が利用することが多く、セラピストはハンド技術を駆使してコリをほぐしていきます。1人ひとりの身体の状態を把握して指圧をコントロールするため、高い技術が必要です。

また、サロンによっては、ドライヘッドマッサージや小顔矯正などを行う場合があります。顔周りの筋肉や皮膚の仕組みの理解度や技術力など、施術者のスキルが効果に大きく影響するのが特徴です。

オイルを使ったボディケア

オイルを使ったボディケアには、足つぼマッサージやフットケア、アロマオイルマッサージやリンパマッサージなどが挙げられます。これらのメニューはむくみが気になる人やデトックス、スペシャルケアなどを目的に利用する人が多いようです。

オイルとハンドで肌を直接マッサージするため、他のマッサージと比べて皮膚の深部まで指が入る感覚を得やすいでしょう。ただ、施術中は直接肌に触れますし、施術後はオイルを拭き取る必要があるので、お客様への配慮が欠かせません。

その他の仕事内容

施術だけでなく受付業務や掃除、顧客管理などもセラピストが行うサロンもあります。これは、従業員数の少ない個人のリラクゼーションサロンに多いようです。また、セルフケアアイテムの紹介・販売や、ホームページの更新など、多岐にわたる業務を任されるサロンもあります。どれも大切な業務なことには変わりありません。とくにサロンの経営に関する仕事は、将来的に自分のサロンをもちたい、独立開業したいと思っている人は積極的に学んでおくと良いでしょう。

年収や給与の目安

エステティシャンの平均年収は300万円~400万円程度です。ここに残業手当や賞与などがプラスされることが多いので、実際にはもっと高い金額になるかもしれません。平均月給は正社員・契約社員で20万円~30万円程度、パートの場合は時給995円~1,300円程度です。

また、リラクゼーションサロンは時給制と出来高制といった2つの契約方法を採用していることがほとんどで、時給や基本給に指名料が加算されるシステムを導入しているサロンもあります。

リラクゼーションサロンで働くメリット

美容・健康の意識が高まる

エステティシャンの仕事は、お客様の美容と健康をサポートしつつリラックスしてもらうことです。そのため、エステティシャンとして働いていれば、自然とこれらに気を遣うようになります。お客様も美容や健康に関心がある人が多いため、話の幅を広げるために自分から情報収集する習慣が身に付くでしょう。

また、エステティシャンは美容に気を遣っているというイメージもあり、人から見られる職業でもあります。そのため、自然と内面や外見の美しさに関心を持つようになるのです。

スキルアップを図れる

マッサージを専門とするエステティシャンは、お客様に満足してもらえるようにさまざまなマッサージを提供します。どのようなメニューを扱うかはサロンによって異なりますが、トータルエステを行うサロンならまんべんなく、フェイシャルやボディに特化したサロンならより専門的なスキルを身に着けることが可能です。

オイルやアロマに詳しくなる

エステサロンの中には、オイルやアロマを使ったマッサージを行うことがあります。どちらも使用するものによって効能が異なるため、それぞれの違いや特徴を説明できるのがエステティシャンの必要条件です。お客様の中にはオイルやアロマが好きな人もいるため、質問を受けた時に分かりやすく説明できるように意識しておく必要があります。

知識が増えるだけでなく、お客様とのコミュニケーションにも役立つため、ある程度の知識は身に着けておいて損はありません。

リラクゼーションサロンで働くデメリット

拘束時間が長い

エステティシャンはお客様の予約に合わせて仕事をします。サロン自体は午前中からオープンしていることがほとんどですが、仕事帰りに来店する人が多いため、閉店時間が遅いうえに拘束時間も長くなりやすいのがデメリット。予約状況によっては満足に休憩が取れないこともあります。

さらに、土日や大型連休中に利用するお客様が多いため、エステティシャンの休日は平日がメインです。連休や長期休暇は取りにくく、ストレスや疲れが蓄積しやすい傾向にあるのもデメリットと言えます。

人間関係に悩みやすい

サロンに在籍するスタッフのほとんどが女性のため、職場によっては人間関係に悩まされやすいようです。中には派閥があったり上下関係が非常に厳しいなど、女社会特有のドロドロとした人間関係に巻き込まれることがあるでしょう。

一方で、若いスタッフが多く在籍するサロンや小規模なサロンは、アットホームな雰囲気で和気あいあいとしやすいという話も。そのため、人間関係が心配な人は、サロンの特徴を把握したうえで就業先を選択してみてください。

大手リラクゼーションサロンで働くメリット・デメリット

大手リラクゼーションサロンのメリット

大手リラクゼーションサロンは事業規模も大きく、いち早く新しいサービスを導入できます。知名度の高い店舗で新しいメニューがスタートするとなれば、美容に関心を持つお客様の来店が増えること間違い無しです。お客様が増えれば自然と施術数も増えるため、スキルアップにも繋がります。エステティシャンが質の高いサービスを身に着けるためには、どれだけ多くの施術をこなすかが重要となるため、これ以上のメリットはないでしょう。

大手リラクゼーションサロンのデメリット

大手リラクゼーションサロンは従業員の人数が多いので、個人のリラクゼーションサロンよりも人間関係に悩まされる可能性が高いです。とくに、幅広い年齢層のスタッフを抱えているサロンは、派閥や上下関係などドロドロした人間関係が生まれてしまうかもしれません。

また、大手サロンはお客様の人数も多いだけあって、クレームを受けるリスクも高まります。スタッフ同士の人間関係よりも精神的ストレスを感じやすいため、早いうちに正しい対処方法を身に着けておきましょう。

個人のリラクゼーションサロンで働くメリット・デメリット

個人のリラクゼーションサロンで働くメリット

大手サロンと比較すると顧客数が少ない反面、1人ひとりのお客様と綿密なコミュニケーションを取りやすいのが個人のリラクゼーションサロンのメリットです。しかも、小規模なサロンは担当制を採用することが多く、お客様に信頼感を与えやすいでしょう。信頼関係が築ければ、新しい施術も同じエステティシャンに頼みたいという心理が働くため、ずっとその人の担当で居続けられる可能性が高いのがうれしいポイントです。

また、小規模であるがゆえにアットホームな雰囲気が漂いやすく、スタッフ同士の仲が良くなりやすいというメリットもあります。

個人のリラクゼーションサロンで働くデメリット

スタッフの数が少ない個人のリラクゼーションサロンでは、施術以外の業務も行わなければなりません。オープン作業から受付、商品案内や予約対応などの業務を一通り覚える必要があるため、カウンセリングと施術のみを行うエステティシャンと比べると身体的・精神的ストレスを感じやすいかもしれません。

また、個人経営のサロンは異動がないので、職場の人間関係が上手くいかないと働き続けるのが難しくなります。

リラクゼーションサロンで働く人のやりがい

お客様の美と健康のサポートが仕事のエステティシャンは、カウンセリングや施術を通してお客様のコンプレックスを解消し、心身共にすっきりとリラックスさせられます。サービスを受けたお客様に喜んでもらえると、仕事に対してのやりがいを実感できるでしょう。

また、実際に施術を担当したお客様が来店の度に美しくなっていく様を見ることで、「人の役に立てた」という達成感を得られます。

リラクゼーションサロンに務める場合の将来性・スキルアップについて

近年ではリラクゼーションがブームとなっており、ボディケアやリフレクソロジー、タイ式マッサージといったリラクゼーションサロンが続々とオープンしています。特定のメニューに特化したサロンも多ければ、60分2,980円の格安チェーン店も見かけるようになってきました。

女性の社会進出や高齢化の進行などもあり、今後も癒しを求める人は増え続けると予想されます。そのため、リラクゼーションサロンの将来性は明るいと言えるでしょう。また、顧客数も増加が見込めるので、スキルアップの機会もたくさんあります。

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