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他のリンパマッサージとの違いを理解する

このサイトは「JCSスクールズ」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

新リンパ療法と他のリンパマッサージの大きな違いは、「健康をサポートできるか」「しっかりと診断をできるか」「ランニングコストはどうか」の3つにあります。この違いに注目することで、実際に開業を目指す際など他のサロンとの差別化にも役立つのです。

新リンパ療法とその他のリンパマッサージの簡易比較表

新リンパ療法と他のリンパマッサージとの違いについて、まずは様々なポイントを比較してみましょう。

新リンパ療法 比較する項目 通常のリンパマッサージ
30~90代の男女 顧客の年齢層・性別 20~60代の女性
癒し、美容、健康 施術の目的 癒し、美容
リンパ全体、筋肉、骨格、骨盤 アプローチするポイント 浅い部分にあるリンパ、肌表面
問診、視触診、筋診断 診断方法 問診、視触診
施術用のベッド、リネン類、ラジャスリング・剣など 施術に必要なもの 施術用のベッド、リネン類、アロマオイル、エステバスローブ、蒸しタオル、お湯など

体のバランスに着目し、健康へアプローチする新リンパ療法

新リンパ療法と他のリンパマッサージとを比較した際、まず浮かんでくるのは施術ができる範疇の違いです。

他のリンパマッサージが癒しと美容に特化しているのに対して、新リンパ療法はさらに健康を強く意識した施術。幅広いお客様に対して施術ができるだけでなく、体の調子が変わったという実感にも繋がりやすいです。

病院でもなかなか治療しきれない、原因不明の体調不良を抱えている方へのサポートなど、長く・深くお付き合いすることが可能となるのです。

筋診断で施術者とお客様の信頼関係を構築する

「他のリンパマッサージと違う」という観点で見たとき、その最たる部分ともいえるのが筋診断の存在です。筋診断はご存知の通り、カンタンな動作で体の不調の原因がどこにあるのかを見極める方法です。

通常ですと体の不調はお客様の「自己申告」に頼る部分が大きいです。ですがお客様が不調や痛みを訴える部分は、その症状が現れている箇所であって、そこに原因があるかはわかりません。しっかりと診断をしないまま施術をしても、一時は楽になったとしてもすぐ元の状態へ戻ってしまいます。ですが原因を見極め、そこへアプローチをしていけば、より効果を実感いただくことにも繋がります

また、筋診断により不調の原因がお客様にとっても一目瞭然になる、というのも大きな点です。なぜその部分に施術をするのか、施術後にどのような変化があったのか、施術者とお客様それぞれが共通の認識を持つことで信頼関係の構築に大きく寄与します。サロンのリピート率にも影響が大きい部分だといえます。

初級コースで学べる筋診断は、お客様にうつ伏せになっていただき足を使用して行うもののみですが、専科コースになれば体の様々な部分を利用して筋診断が行える知識・技術が身に付きます。そのメリットなど詳しくご紹介しますので、以下のページをチェックしてみてください。

「筋診断法Ⅱ(Iとの違い)」を読む

余計な手間やコストをかけずに施術ができる

他にも施術の際に必要なものや環境にも違いがあります。通常のリンパマッサージでは、アロマオイルを使用した手わざが必要です。そのため高価なアロマオイルを大量に使用することとなります。また、アロマオイルを使用するためお客様にも服を脱いでエステバスローブなどを着用いただく、リンパマッサージの後にふき取る必要があるなど、手間がかかるポイントが多数。

その点、新リンパ療法の場合は、そういった消耗品を用意する必要がなく、私服の上からでも施術が可能です。必要な施術道具を先に用意してしまえば、場所代以外のランニングコストがかかりませんし、パウダールームなどを別途用意する必要もありません。

準備や片付けにかかる時間も少ないため、より多くのお客様の予約をいれることもできます。

新リンパ療法を用いてサロンを開く際、どのようなものが必要か、より詳しく以下のページにまとめました。

「用意すべき道具や設備」を読む

リンパマッサージとリンパドレナージュの違い

リンパマッサージとリンパドレナージュは呼び方が違うだけで、「皮膚の上からリンパにアプローチして、体内に不必要な老廃物を排出する」という目的は同じです。そもそも「リンパドレナージュ」という言葉はフランス語で「リンパ排出」といった意味を持ち、本場フランスをはじめとしたヨーロッパやアメリカでは医療現場で取り入れられています。

後に日本にもリンパドレナージュが伝わりましたが、日本における医療の法律は欧米とは大きく異なり、医療現場ではなくエステサロンで広く導入されるようになりました。さらに、日本では「ドレナージュ」という言葉へのなじみが薄かったので、より親しみやすい「リンパマッサージ」という名前が定着したのです。

そのほかのマッサージとの違い

リンパマッサージとオイルマッサージ(アロママッサージ)の違い

リンパマッサージは、リンパの流れを促進して体内の老廃物を排出する施術で、冷え性やむくみを緩和する効果が期待できます。一方、オイルマッサージ(アロママッサージ)はエッセンシャルオイルを使用し、香りによるリラクゼーション効果や疲労の緩和などを目的とした施術です。

リンパマッサージでもオイルを使用することがありますが、香りによる効果よりもリンパへのアプローチに重点を置いています。そのため、リラクゼーション効果を目的とするオイルマッサージとは客層などが異なるでしょう。

リンパマッサージとリフレクソロジーの違い

リンパマッサージと同じくらい主流化しているリフレクソロジー。リンパマッサージとリフレクソロジーの大きな違いは、施術方法にあります。リンパマッサージは全身のリンパにアプローチして老廃物を排出する施術方法ですが、リフレクソロジーは足裏の「反射区」へアプローチするのが特徴です。

反射区とは全身の器官や内臓とリンクする末梢神経が集まる場所で、反射区をちょうど良い圧で刺激することで数々の健康効果を引き出せます。

リンパマッサージとカイロプラクティックの違い

リンパマッサージではむくみ改善やダイエットを目的として通う人が多いですが、カイロプラクティックは身体の不調を整えることを目的に利用する人がほとんどです。また、リンパマッサージがリンパ液や血液の循環を促進する施術方法であるのに対し、カイロプラクティックは骨格にアプローチして歪みを矯正する施術方法を取り入れています。骨格の歪みによる肩こりや足腰への負担の緩和などの効果が期待できる点も、リンパマッサージとの大きな違いです。

リンパマッサージとオステオパシーの違い

オステオパシーは、リンパマッサージよりもカイロプラクティックに類似した施術方法です。身体の不調を改善することを目的としており、全身へのアプローチを行います。この点はほとんどカイロプラクティックと同じですが、オステオパシーは骨格だけでなく、リンパや筋肉、内臓の不調を取り除く効果が期待できるのです。

オステオパシーは身体のあらゆる部位へアプローチできるため、リンパへアプローチして冷え性やむくみの改善、ダイエット効果が期待できるリンパマッサージとは施術方法が根本的に異なります。

リンパマッサージ(小顔フェイシャル)と小顔矯正の違い

リンパマッサージにも小顔へと導く「小顔フェイシャル」という施術があります。こちらは、顔のリンパを流すことでむくみを改善する施術方法です。一方で、小顔矯正はリンパではなく頭蓋骨の歪みを解消する施術で、骨格にアプローチしていきます。

そのため、顔自体を小さくしたい人には小顔矯正が、食生活の乱れやストレス、飲みすぎなどを原因とする一時的なむくみを解消したい人にはリンパマッサージ(小顔フェイシャル)が向いているでしょう。

リンパマッサージともみほぐしの違い

もみほぐしは腰痛や肩こりといった肉体疲労の緩和を目的として、筋肉をほぐしたり揉んだりする施術をメインとしています。毎日の忙しさによって硬くなった筋肉の緊張を緩め、血液の巡りを促進し、身体に溜まった疲労物質や老廃物を排出することで、身体をすっきりと楽にするのが特徴です。

リンパマッサージも老廃物を排出する施術方法ですが、筋肉へのアプローチはしていません。もみほぐしと比較して、リンパマッサージは身体の疲れと同時に精神的な疲れも取り除きたい、リラックスしたい、癒されたいという人に適しています。

新リンパ療法の技術を生かして
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