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リンパマッサージと自律神経失調症

体にさまざまな症状が出る自律神経失調症の改善方法として、「リンパマッサージ」の有効性について解説します。自律神経失調症の状態や原因についても知っておきましょう。

自律神経失調症にマッサージ(リンパマッサージ)は効果的か

マッサージでリンパをケアすることは、自律神経失調症の緩和や改善を目指すうえで有効に働く可能性があります。具体的な効果は以下の通り。

首や肩の筋肉の緊張緩和

スマートフォンやパソコン作業による首・肩の緊張状態は、自律神経失調症を引き起こす原因の一つとして考えられています。多くの自律神経が通っている首回りの筋肉が緊張している状態は、交感神経と副交感神経のバランスに影響を及ぼす可能性があります。

リンパマッサージでコリの緩和を促すことは、筋肉の緊張をほぐして自律神経失調症の改善を目指すことにつながるでしょう。

精神的なストレスの緩和

体のリンパのつまりやコリをほぐすとスッキリとした爽快感に繋がることもあり、精神的なストレス緩和で自律神経失調症に効果をもたらす可能性があります。精神的なプレッシャーを受け続けると筋肉の緊張に繋がることもあるため、ストレスの原因を取り除くことは効果的です。

手を使ってケアするリンパマッサージは、精神的なケアにつながるケースもあります。皮膚にも自律神経は張り巡らされているため、施術者の手が直接肌に触れることでリラックスを促せるのです。

心が緊張していると自然に体にも力が入ってしまいます。心のこわばりとなるストレスの原因を取り除いて体もほぐすことは、有効な自律神経失調症のアプローチになり得ます。

そもそも自律神経失調症とは?

症状の改善を目指すためには、具体的に自律神経失調症がどんな状態なのかを理解することも大切です。

自律神経とはどんなもの?

一般的に自律神経と呼ばれるのは、体中をめぐっている神経のうち交感神経と副交感神経の2つです。交感神経は人間の活動を支えるアクティブ系の役割で、心臓や血管の働きを促して消化器官の働きを抑制します。もう一つの副交感神経は体の緊張を緩和してリラックスさせる役割があり、一日動いて披露した体を休めます。車に例えるなら交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキのような役割といえるでしょう。

主に交感神経は活発に活動する日中、副交感神経は体を休める夜間に働き、それぞれがバランスを取りながら心と体を健康に保っています。意識的にコントロールすることができない細胞や心臓の働きを調整することで、健康的な生活を送ることができるのです。

自律神経失調症はどんな状態?

交感神経と副交感神経のバランスが崩れて交感神経が優位な状態が続くと自律神経失調症となります。例えば強いストレスを受けて活動を担う交感神経が強く作用して長時間アクティブな状態が続くと、休みの時間が減ってしまい疲労が蓄積してしまいます。体がリラックスモードにならないので眠るのが難しくなり、精神的にも肉体的にも疲弊した状態です。

副交感神経が働かないとリンパ球が減ってしまい、風邪やウイルスに対する免疫力も低下してしまいます。結果的に様々な病気にもかかりやすくなり、ますます健康な状態が保てなくなるわけです。

自律神経失調症の原因

自律神経のバランスを狂わせる主な原因としては、精神的・肉体的ストレスが挙げられます。

肉体的なストレスとしては、オーバーワークによる疲労、睡眠不足、長時間同じ姿勢を続けることによる筋肉の緊張などがあります。仕事やスポーツによる負荷をかけすぎると、ストレスが疲労となって蓄積してしまうケースも。

精神的なストレスは仕事や人間関係の悩み、引っ越しや転勤による環境の変化などさまざまなことで発生します。気が付かないうちに蓄積することも多いため、適度に息抜きをするなどストレスの緩和を心がけましょう。自分の力だけでストレス解消が難しい場合は、リンパマッサージなどの力を借りるのも効果的です。

自律神経失調症とリンパの関係

体の緊張と緩和をコントロールする交感神経と副交感神経は、リンパ管を含めて体中に広く張り巡らされています。肩こりや目の疲れといった筋肉の緊張によってリンパの流れが悪くなると、つながっている自律神経の働きに影響する可能性はゼロではありません。体に不調を抱えた状態は精神的なストレスの原因にもなり、結果的に自律神経失調症に繋がる可能性もあります。