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リンパマッサージのオイルとは

オイルの役割

リンパマッサージでも一般的なマッサージでも、皮膚の上で指や手を滑らせるマッサージには、オイルを使用します。オイルは水のように蒸発することがなく、肌の潤いを維持できるうえ、髪を含む全身どこにでも使えるのが特徴。また、オイルにはマッサージの滑りを良くするだけでなく、肌の乾燥を防ぐ効果もあります。その他にもリンパの流れを良くしたり、セルライトの除去やむくみの解消にも効果的です。

また、とろみのあるテクスチャは熱伝導率が高く、肌に乗せるとじわっと温かみを感じられます。さらにマッサージオイルは香りの付いているものが多く、種類ごとに異なるリラックス効果が期待できるでしょう。香りが苦手な人には無香料のオイルもあるので、お客様の要望やシチュエーションを選ばないのも特徴的です。

オイルに期待できる5つの効果

むくみ改善

マッサージオイルを使って施術を行うことで、リンパの流れをスムーズにできます。これにより全身のむくみが解消され、身軽さを感じられるでしょう。また、むくみは美容上のデメリットだけでなく、精神的苦痛にも繋がります。心身共に苦痛を与えるむくみをマッサージオイルで改善できれば、スッキリと晴れやかな生活が送れること間違いありません。

リラックス効果

リンパマッサージは、もともと心と身体の癒しを目的としています。とくにオイルを使ったボディケアは、もみほぐしよりも高いリラックス効果を得られるのです。近年はストレス社会などが原因で、良質な睡眠がとれないという人も多いでしょう。マッサージオイルはストレスの緩和が期待できるため、快眠をはじめとしたさまざまな身体の不調を整えてくれます。

保湿

紫外線やオフィスの空調、乾燥した空気の影響など、肌はさまざまな要因によって水分を失っています。肌に十分な潤いがない場合、バリア機能が低下して外的刺激を受けやすくなるだけでなく、肌の老化も招いてしまうのです。一方でマッサージオイルは水分とは異なり蒸発しにくいため、潤いに満ちた健やかな肌をもたらしてくれます。

デトックス効果

マッサージオイルの種類によっては、体内に滞った老廃物を排除する効果を持つものがあります。その1つがセサミオイルで、使っているうちに体内に不要な物質が浄化されていき、年齢に合わせたケアが実現できるでしょう。しかも、そもそもリンパマッサージ自体にデトックス効果があるため、他のマッサージ方法と比べてすっきりとした身体になりやすいです。

血流やリンパ管の流れの改善

オイルを使ったボディケアで全身の筋肉をほぐすと、リンパや血液の流れがスムーズになります。それと同時に新陳代謝もアップするので、疲労回復効果や冷え性の改善なども期待できるでしょう。パソコン業務などのデスクワークや立ち仕事の人が多い中、オイルマッサージは滞った血液やリンパを正常に整え、体調をリセットしてくれる効果があるのです。

オイルの選び方

効能・効果で選ぶ

マッサージオイル選びで最も重要なのが、改善を希望する悩みに特化しているかどうかという点です。オイルにはさまざまな種類があり、期待できる効果もそれぞれ異なります。

肌にハリや弾力をもたらしたい人は、アンチエイジング効果の期待できるオイルを、休日のリラックスタイムやリフレッシュに利用したい人は、アロマのように心身共に安らぐ香りのアロマを選ぶと良いでしょう。

ただし、敏感肌の人や子どもに使用する時は、悩みの改善よりもアレルギーの有無などを優先して選ぶのがポイントです。

香りで選ぶ

せっかくリンパマッサージを受けるなら、ボディケアや引き締めの他にもリラックス効果のあるオイルを選びたいと思っている人が多いです。お客様の好みの香りでリンパマッサージをすれば、仕事や家事などで疲れた身体も心も癒すことができるでしょう。

香りの付いたオイルは、体温によって香りが強くなりやすいので、それを考慮したうえで使用するのがベストです。開封した時にふわりと香るタイプのものは、肌に乗せるとさらに香りが強くなります。

肌質から選ぶ

マッサージオイルは、効果・効能や香りだけでなく1人ひとりの肌質に合ったテクスチャかどうかも重要です。皮脂量が多くオイリー肌の人には、サラッとした軽めのテクスチャが合います。一方で皮脂量が少ないドライ肌の人には、密着力の高い重ためのテクスチャがおすすめです。

また、肌の油分や乾燥状態だけでなく、敏感肌であるかもオイルを選ぶうえで欠かせない条件となります。とくに敏感肌の人は、刺激の少ない植物由来やオーガニック性のオイルを選ぶようにしてください。

オイルを選ぶ際の注意点

一口にマッサージオイルといっても、あらゆる企業が開発・販売しています。商品名が同じであっても、配合されている成分や比率、濃度などは異なるでしょう。マッサージオイルはお客様の肌に直接触れるもののため、安全面を配慮して信頼できるものかどうかを確認しなければなりません。

また、マッサージオイルには香りが付いているものがほとんどです。もしも香りが香料といった添加物であれば、肌が敏感な人には強い刺激となってしまいます。施術中や施術後にかゆみやヒリヒリ感などが発現しないよう、施術前にきちんとパッチテストを行いましょう。

さらに敏感肌の人でなくても、体調によってはかゆみやヒリヒリ感が生じる場合があります。そのため、敏感肌ではない人が同じオイルを使う場合でも、毎回パッチテストを行うと良いかもしれません。

マッサージオイルに使用される主なオイル

ホホバオイル

どんな肌質の人にも使用できるホホバオイルは、浸透力が高く皮脂のバランスを整える効果が期待できます。殺菌効果や抗炎症作用なども期待できるため、ニキビや吹き出物などの肌トラブルを予防したり美肌を目指したい人にもおすすめです。

テクスチャはサラサラと軽く、肌馴染みや伸びがとても良いです。肌ストレスも感じにくいため、リンパマッサージが初めての人にも向いています。

シアバター

アフリカのシアという木の種子から抽出した脂肪分で、優れた保湿力を持っています。実際に保湿力の高い化粧品には高確率で配合されており、美容のプロからも愛されている成分です。

テクスチャは使用前と使用後で異なり、使用前はその名の通りバターのような固形状です。適量を肌に乗せることで液状化し、滑りの良い軽めのオイルになります。肌荒れや傷などを鎮静する、抗炎症作用が期待できるのも嬉しいポイントです。

オリーブオイル

食用としても使用されるオリーブオイルは、極度の乾燥肌の人におすすめです。近年ではメディアでも取り上げられるほど美容効果が高く、「飲む黄金」とも呼ばれています。そんなオリーブオイルには、肌に弾力とハリを与えるビタミンAや、肌を健やかに保つポリフェノールなどが含まれているでしょう。

オイルの中でも重みのあるとろっとしたテクスチャが特徴で、肌にしっかりと密着します。

ローズヒップオイル

ローズの種子から抽出されるローズヒップオイルは、人と皮膚構造と類似した性質を持っています。皮脂量の多いオイリー肌の人に使用すると、肌の潤いを保ちつつ油分のバランスを整える効果が期待できるでしょう。一方で乾燥肌の人に使用すると、肌表面に油分をもたらしてしっとりとした肌に導いてくれます。

抜群の保湿力を有しているにも関わらず、テクスチャはサラッとして伸びが良いです。

アーモンドオイル

アーモンドオイルにはビタミンEが豊富に含有されており、肌の老化の原因となる酸化を防ぐ効果が期待できます。また、毛穴の引き締め効果やエモリエント効果が期待できる脂肪酸も含まれており、若々しい肌を保ちたい人におすすめです。

オイルの中ではサラサラとしてテクスチャで、夏場でも気軽に使用できます。ただし、人によってはアレルギー反応が生じる可能性があるため、パッチテストが欠かせません。

グレープシードオイル

アーモンドオイルと同様に、ビタミンEの含有量が多いマッサージオイルです。植物由来の成分を多く含んでいるため、健康志向の人や敏感肌の人でも使用できます。また、グレープシードオイルにはポリフェノールも多く含まれており、ビタミンEの酸化防止効果を強められるでしょう。

肌馴染みの良いサラッとしたテクスチャが特徴で、アレルギー反応も起こしにくいので、幅広い人に使用できます。

スクワランオイル

サメの肝油から抽出したスクワレンを主成分としており、人の皮脂にも含まれる潤い成分です。このスクワレンに水素を結合し、安定化させたものをスクワランオイルと言います。スクワランオイルの特徴は、肌のラッピング効果です。肌の表面に薄い膜を作ることで、潤いの持続やバリア機能の向上などをもたらします。

サラッとしてベタつきにくいテクスチャのため、リンパマッサージが初めての人でも心地よく施術を受けられるでしょう。

アルガンオイル

モロッコの南西部でしか育たないアルガンの木の種子を原料としたオイルで、肌馴染みの良さと高い美容効果が特徴です。主成分はリノール酸とオレイン酸で、保湿効果や抗酸化作用の他にも、美白効果やバリア機能の向上などといった効果が期待できます。

少量で身体の広い範囲まで伸びるので、ベタつき感が苦手な人の施術でも大活躍してくれるでしょう。使用後はふんわりとした柔らかな肌になります。

ココナッツオイル

近年ではヘアケアにぴったりなアイテムとして有名なココナッツオイルですが、実はリンパマッサージにも適しています。抗炎症作用や殺菌作用に優れており、あかぎれは肌荒れを抑制して肌を健やかに導く効果が期待できるでしょう。また、抗酸化作用も持っているので、シミやシワにも効果的です。

テクスチャはやや重めで、肌に馴染むまでに時間がかかります。しかしココナッツオイル独特の柔らかな香りにはリラックス効果があり、心身のストレス解消にぴったりです。

マカデミアナッツオイル

マカダミアナッツオイルには、オレイン酸やパルミトレイン酸など、人の肌に存在する成分を多く含んでいます。そのため肌馴染みが良く、アレルギー反応を起こしにくいのが特徴です。

そんなマカデミアナッツオイルの主成分はオレイン酸で、成分の50%以上を占めています。肌を柔らかく滑らかに導き、保湿や鎮静効果なども期待できるでしょう。テクスチャは軽すぎず重すぎないので、ベースオイルとして使用しているサロンも多いです。