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新リンパ療法を学んだ後、おうちサロンを開業する、店舗を借りてサロン経営をするなどを目指す際、どのような道具や設備を用意する必要があるのか説明します。
プロの新リンパ療法師として活躍する方だけでなく、ボランティアで施術を行う方や家族へ施術をしてあげたいという方でも、必ず持っておきたいのが施術用のマッサージベッドです。
新リンパ療法はマッサージベッドがなくてもある程度の施術は可能です。ですが、骨盤や骨格へアプローチをする際の体重移動の技術を用いる際など、やはりマッサージベッドが必要となります。足の置き方や体の体勢の取り方で、施術者自身の負担を軽減するためにも、早い段階で用意をするようにしてください。
丈夫さやお客様の寝心地などを考えると、あまりに安価なものは適していません。また、おうちサロン開業をする方や、施設やお客様のご自宅へ訪問しての施術などを検討している方は、畳みやすく持ち運びも可能なタイプのものを選びましょう。できれば通信販売ではなく、自分の身長や体格に合うタイプを試して購入するようにしてください。一緒に施術者用のチェアも用意しておきましょう。
リンパ療法学院でも、新リンパ療法に適したマッサージベッドを販売しています。丈夫かつ畳みやすく、持ち運びにも適したタイプのものです。初期段階で師範科コースへお申し込みくださった先生には、特典としてプレゼントも行っています。
施術中うつ伏せになっているお客様の顔に敷く、仰向けの際は目元を隠すなどで使用するフェイスタオルと、体へかけるバスタオルは、リンパマッサージを行う際に欠かせないものです。基本的には1回の施術でフェイスタオルを2枚(予備も含む)、バスタオルを1枚用意していれば問題ありません。1回の使用枚数×1日に対応するお客様の数×2日分を用意しておけば、1日1回の洗濯で済みます。
使用するリネン類ですが、お客様のお肌に直接触れるものです。特にフェイスタオルはできるだけ触り心地の柔らかいものを選ぶようにしてください。
リネン類のレンタル&クリーニングを代行している業者へ依頼するのも1つの手です。月額3,000~5,000円ほど、タオル1枚30~50円程度で、常に清潔な状態なリネン類を用意してくれます。ただし、その分のランニングコストがかかります。1日5人程度はお客様の施術ができるようになってから、利用をするようにしてください。
専科コースから技術を学ぶことができるラジャスリング。施術の前にラジャスリングを用いてお客様の体を擦ってあげることで、筋肉の緊張を和らげ、エネルギーを与えます。また、端の部分で筋肉と骨が固まっている部分を剥がす、ラジウム部分でツボ押しを行うなど、施術の幅が広がっていきます。
師範科コースから技術を学ぶことができるラジャスの剣(つるぎ)。二種類の金属でてきた剣で、リンパが詰まった箇所や硬化した箇所に圧をかけることで電気を流し、ほぐしていくための道具です。リンパ反射ポイントを学び、活用することで、体の深い部分にもアプローチできるようになります。
リンパマッサージに使用する道具には、実にさまざまな種類があります。道具の種類とその使い方や選び方、道具を使ううえでの注意点などをまとめたので、早速チェックしていきましょう。
「フェイスローラー」「美顔ローラー」「美容ローラー」「小顔ローラー」などさまざまな呼び方があり、リンパマッサージの道具として最もイメージしやすいのがローラータイプです。
Y字型の先端に球状や円筒状の回転式ローラーがついており、リンパの流れに沿ってローラーをコロコロと動かしていきます。
美顔・小顔という名がついているように顔や首回りでの使用に特化したものもありますが、大きめのサイズであれば肩や腕など全身ケアにも使えます。
価格も2,000円前後で買えるプラスチック製の安価なものから1万円以上するステンレス製の高級品まで、実にさまざまなラインナップが用意されてます。
かっさ(刮痧)タイプは、中国の民間療法が起源とされる平らなプレート状のマッサージアイテムです。
もともとは天然石や牛の角などで作られていたそうですが、現在では陶磁器・木・ステンレス・プラスチックなどいろいろな種類のかっさがあり、それぞれ肌触りや値段が異なります。
四角形・三角形・眉型・櫛形などさまざまな形があるのが最大の特徴で、顔・腕・頭皮・目の周りと使い分けることができます。
なお、かっさタイプを使用する際には直接握るぶん力が伝わりやすいので、力の入れ過ぎには注意が必要です。
「マッサージローラー」「スティックローラー」「フォームローラー」などとも呼ばれる、スティック状の美容器具です。テレビなどで紹介された「筋膜リリース」に使うアイテムとしても人気。棒の中央部分に10個前後のローラーがついており、身体の形状に沿ってそれぞれ独立して回転します。
長さは商品によって多少異なります。基本的に両腕でスティックの両はしを握って使うので、顔ではなく首・肩・背中・腰・腕・足・足の裏などのマッサージに適しています。
特殊な金属とラジウムで作られたブレスレット状の器具です。リンパ療法学院が提供しているアイテムで、専科コースを履修することでその技術を習得できます。
他のリンパマッサージの道具のように軽く擦ることで筋肉を和らげるほか、「新リンパ療法」の施術の前に用いることで、施術そのものの効果を高めることも!
ラジャスリングは頭から足の先まで全身に使用できます。そのデザインはリンパの流れや人間工学的な観点が加味されており、動かしやすさ・握りやすさを追求。また、ラジウム自体にも遠赤外線効果やマイナスイオン効果などがあります。
リンパマッサージに使う道具といえば、ローラータイプ・かっさタイプ・スティックタイプのようなリンパの流れに沿って動かすのが一般的ですが、この「ラジャスの剣」は他のものと全く異なり、静電気によってリンパに刺激を与えます。リンパ療法学院が提供しているアイテムで、師範科コースを履修することでその技術を習得できます。
ゴールドとシルバーそれぞれ異なる金属でできた剣状の器具を身体に押し当てると、剣から静電気が発生して体内の静電気を整えます。
手や道具では届かない身体の深部にあるリンパにもアプローチできるため、より高い効果が期待できますが、ただリンパに沿って擦るのと違い、筋肉や骨格、リンパの反射ポイントなど専門的な知識がなければ使いこなすのが難しいアイテムでもあり、専門のスクールで使い方などを履修する必要があります。
リンパマッサージに使われる道具を選ぶ基準は、「効果・目的」「使用する部位」「使いやすさ・形状」という3つが挙げられます。それぞれの内容を詳しくまとめましたので、道具選びの参考にしてみてください。
リンパマッサージによって得られる効果は、大きく分けて4つ。
一番は血液やリンパの流れがよくなることで新陳代謝が促進され、痩せやすくなる「ダイエット効果」です。その次がリンパ節に老廃物や余分な水分が溜まり、それが表面化する「むくみ・たるみの改善」や、肌のくすみ・肌荒れなどのトラブルを解消してお肌の調子を取り戻す「エイジングケア効果」。さらに、慢性的な肩こりや首のこりなどを根本から治す「体調の回復」です。
継続してマッサージを行なうことで、人によっては複数の効果が得られることもありますが、基本的にはどの目的でリンパマッサージをしたいのかを明確にしたうえで、自分にあった道具を選んでみてください。
リンパマッサージを行なう身体の部位は「顔(頭頂部・おでこ・目もと・鼻・口元・頬・顎など)」「首まわりと肩」「腕」「胴体(お腹・腰・背中など)」「足(ふともも・ふくらはぎ・足の裏)」に分けられます。
悩んでいる部分がはっきりしていればそれに特化した道具を選べばOKですし、そこまで明確でないのであれば、かっさタイプのようにさまざまな部位に使える形状のものを試してみるのも一つの方法でしょう。
リンパマッサージの道具の形状は、「ローラータイプ」「かっさタイプ」「スティックタイプ」の3種類に大きく分けられます。
ロータータイプについては、代表的なY字型のものは大きさによって顔専用や全身OKのものがあります。Y字型以外にも手のひら程度の大きさに360度回転するローラーが複数ついたマッサージローラーもあり、顔以外のほぼ全身に使うことができます。
かっさタイプはさまざまな形状のものがあり、最も手軽に使えるアイテムといえます。
スティックタイプは主に顔以外の全身に使え、ツボに対してピンポイントで刺激を与えられるのが特徴です。
リンパマッサージはリンパの流れを促すために摩るように行ないます。力を入れ過ぎても効果が上がるわけではなく、むしろデリケートなリンパを傷つけかねません。
そのため、道具を使う際には力加減に気をつける必要があります。あまり力を入れ過ぎず、気持ちいい・リラックスできると感じる程度を心がけてください。
リンパマッサージは家で手軽にできるため、テレビや動画を見ながら、またはお風呂に入りながらでも可能です。そのため、ついつい長時間やりすぎてしまうことがあるかもしれませんが、それでは逆に身体に負担をかけてしまいます。
リンパマッサージは短時間を継続的に行なうことが最も効果的ですので、やりすぎに注意しましょう。
リンパマッサージの道具は常に肌に接しているため、使用後に放置していると雑菌などが繁殖する可能性があります。
使ったあとはタオルで拭いて清潔を保つ、マッサージ前後は肌をキレイにするなど、衛生面に気を配ることも大切です。
リンパマッサージはリラックス効果も期待できますが、過度の疲労やストレス、女性であれば生理などが原因で肌が弱っていたりすると、マッサージによってかえって肌にダメージを与えてまうかもしれません。疲れているときは無理せず控えるようにしてください。
新リンパ療法の施術を行うために、必ず必要な設備というものはありません。施術用のマッサージベッドが設置でき、お客様にリラックスしていただけるような落ち着いた環境であれば、どこでも開業できるのが魅力です。
だからこそ、施術者として軌道に乗るまでは、できる限りミニマムな設備を心がけると良いでしょう。家賃というランニングコストは、個人経営の中で馬鹿にできません。焦らずステップアップするのがポイントです。
リンパ療法学院へ通う方には、月額約4万円でサロンをレンタルする「1日サロン開業」が利用できます。サロン自体はもちろん、新リンパ療法での開業に必要な設備が一通りそろっているため、あとは身ひとつで頑張るのみ。集客やお客様への対応、施術の組み立てなどを勉強するシステムですが、設備についても参考になります。どの程度の広さがやりやすいか、仕切りは必要かなど、把握するようにしましょう。
次におうち開業。主に自宅のリビングを利用して施術を行う形です。改装費や家賃がかからずに開業ができますが、お客様のためにも以下のような点は気を付けてください。
その他、自宅がマンションなどの集合住宅の場合、商用が可能かなども確認しておきましょう。後々トラブルにもつながりかねません。
おうちサロンが手狭になってきた、もっとお客様に来ていただきたいとなったならば、いよいよサロン開業です。物件選びのポイントとしては、立地の良さにこだわりすぎないことです。確かに駅前の物件ははじめてのお客様にもアピールしやすく、集客に寄与するポイントでもあります。ですが当然家賃が高い傾向にあります。収入とのバランスを考え選んでください。
1日のお客様が5人、お1人あたり8,000円をいただいた場合、週5日間の営業として売り上げは800,000円ほど。一般的に商業物件のテナント料は、売り上げの3~10%が妥当だといわれています。つまり25,000~80,000円前後が妥当となるのです。駅前の優良物件は月額100,000円を超えるものも少なくありません。背伸びをしすぎないように注意してください。
また、おうち開業の時代からの常連さんのことを考え、立地・物件を選ぶのも大切です。通いやすさや周りの雰囲気など、お客様のことを考えて決めていきましょう。リンパ療法学院では、出店するテナント選びもしっかりサポートします。「この物件はどうか?」「こういう物件を選びたいのだけど…」といった相談も大歓迎です。過去の出店経験から、アドバイスいたします。