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リンパマッサージを学びたいとき、「通学と通信講座のどちらが良いの?」と悩む人もいるはず。ここでは通学と通信講座、それぞれのメリット・デメリットをまとめました!また、費用・期間・サポートの項目にわけて徹底比較しています。ぜひ参考にしてみてください。
通学(スクール)のメリットは、やはりプロの講師による直接指導を受けられることです。知識の習得は通信講座でもできますが、対面での指導は受講生の記憶に定着しやすいので、確実に知識を身に付けられます。
また、同じ志を持つ仲間と一緒に学習を進められるので、モチベーションの維持も可能です。講師に聞きにくいことやちょっとした悩みも、仲間がいれば気軽に話せるでしょう。
さらに、通学制スクールの多くは就職・開業サポートなども用意しており、卒業後は比較的スムーズに就職や独立開業が叶います。業界に関する情報もたくさん仕入れることができるため、仕事としてリンパマッサージを活かしたい人にもおすすめです。
通学の場合、授業だけでなくスクールへの移動にも時間がかかります。とくに、職場や自宅の近くにスクールがない場合、時間的負担が大きくなりやすいでしょう。仕事だけでなく家事や育児、介護などで忙しい人は、そもそもスクールに通う時間を確保できないケースもあるかもしれません。
また、スクールによっては、講義の時間が日中しかないところもあります。仕事や育児をしている人にとっては忙しい時間帯なので、この場合は夜間の講義に対応しているスクールを探す必要があります。
さらに、通学は通信講座と比べて学費が高めに設定されているので、それなりの出費があることを覚悟しておかなければなりません。
通信講座には、好きな時・好きな場所で学習ができるというメリットがあります。インターネット環境が整っていればどこでも勉強できるので、時間的な負担はほとんどかかりません。
中には「通信講座ではきちんとした知識が身に付かないのでは?」と不安を抱く人もいるかもしれませんが、通信講座はテキストに沿って学習を行い、担当講師によるアドバイスや添削を受けるため、問題なく知識を身に付けられます。
また、リンパマッサージの学習において得意・不得意な箇所は、人によってさまざまです。通信講座はクラスメイトと足並みをそろえる必要がないため、得意なところはサクッと、苦手なところはじっくりと学べます。
通信講座のデメリットは、学習日程の計画をはじめ、なんでも自分で行わなければならない点です。自分のペースで勉強できるのは通信講座の良いところでもありますが、人によってはスムーズに進まないことがあるでしょう。とくに、集中力が少なく、勉強中にテレビやスマホに手が伸びてしまうタイプの人は、通信講座に向いていないかもしれません。
また、通信講座では、分からないことをすぐに解決できないというデメリットもあります。通学の場合は講師が近くにいるので、すぐに質問できますが、通信講座はメールで質問するのが一般的です。返信が来るまでしばらく待たなければならないので、分からないところをそのまま放置してしまいやすいのが不安点です。
リンパマッサージスクールの費用は安いところから高いところまでさまざまですが、費用相場は5万円~35万円程度となっています。費用の設定方法は、講義の期間やコース、授業システムやカリキュラムの充実度などによって決まり、期間が長く授業内容が濃いほど費用は高くなるのが自然です。
また、初心者向けの基礎コースの場合は、1回3,000円以下で講義を受けられるものもあります。一方で、上級者向けのコースや独立開業を目指す人を対象としたコースの場合、講義の期間も長いため費用も10万円以上になりやすいようです。
リンパマッサージの通信講座を受ける際にかかる費用は、通学制のスクールと比べて安い傾向にあります。実際に費用相場は3万5,000円~6万円程度となっており、なるべく費用をかけずにリンパマッサージに関する知識や技術を習得したい人におすすめです。
また、通信講座も通学と同様に、受講期間やコースなどによって費用が異なります。趣味程度の知識や技術を取得するコースであれば3万円程度、フェイスからボディまで網羅的に学習するコースは20万円前後の費用がかかるでしょう。
リンパマッサージの資格を取得するのにかかる受講期間は、平均3か月~1年以上です。費用と同じように目指す資格や受ける講座などによって期間が異なり、「リンパマッサージとは何か」という初歩的な知識を習得するコースであれば、1dayレッスンを設けているスクールもあります。
また、目指す資格によって3か月程度で受験できるものもあれば、半年以上講座を受けなければならない資格もあります。そのため、どの資格を取得したいかによって期間が異なる…と覚えておいてくださいね。
通信講座を利用してリンパマッサージの資格を取得するのにかかる期間は、おおよそ3か月~14か月です。こちらも通学と同様に、受ける講座やコースなどで期間が大きく異なります。目安として、セルフケアなどのコースは3か月程度、就職・開業を目指すコースは1年以上かかると考えておきましょう。
また、「なるべく早く資格を取りたい!」という人は、1か月~2か月で修了する短期集中コースを利用するのがおすすめです。とはいえ、短期集中コースも計画的に学習を進めなければ、修了までに半年以上かかることがあります。
リンパマッサージの勉強方法には通学・通信講座・独学などさまざまな種類がありますが、その中で最もサポートが充実しているのが通学です。少人数制やマンツーマンでの指導や補習学習などの学習サポートはもちろん、就職・開業に関するサポートも実施しています。
とくに、実際にサロンで活躍している講師が在籍しているスクールなら、お客様のニーズや人気のあるメニューなど、業界におけるさまざまな情報を教えてもらえるため、サロンの経営にも役立つでしょう。
講座によっては、専任講師による動画添削指導や質問の無料回答、スマホを使った質問などを行っているケースがあるものの、通学制のスクールと比べるとサポートの充実度は低いでしょう。
就職や開業に関するサポートとしては、キャリアコーディネートや開業支援などを実施しているところもあります。とくに、大手サロンの運営する通信講座は、就職や開業支援に力を入れていることが多いようです。
通信講座を受けようと考えている人は、あらかじめどんなサポートを受けられるのかを確認しておいてくださいね。
通学にも通信講座にもメリットとデメリットがあり、どちらにも魅力があります。そのため、一概に「どちらの方が良い」とは言えず、結果的に自分のライフスタイルや目標に合わせて通学か通信講座かを選ぶのがベストです。
具体的に、「費用や時間はかかっても、プロの講師から指導を受けたい」という場合は、知識と技術が確実に身に付く通学が向いています。また、リンパマッサージには知識だけでなく、技術力も欠かせません。施術の技術が高ければ、それだけお客様の身体に良い影響を与えられます。将来的にサロンへ就職したり独立開業を目指す人は、サポート体制が整っている通学がおすすめです。
一方で、「自分のペースで勉強をするため、テキストと添削指導のみで十分」だという場合は、いつでも・どこでも勉強できる通信講座を選ぶと良いでしょう。講師や生徒との実技はないものの金銭的負担は少ないので、趣味で家族や友人にマッサージをしたい人や、技術の向上を目指すセラピストにも向いています。