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こちらでは、リンパマッサージスクールを卒業したあと、学校やセミナーなどで講師として働く道について紹介します。仕事内容や必要なスキル、講師・インストラクターに向いている人の特徴をまとめました。
独立・開業をしたあとに、「もっと多くの人にリンパマッサージの魅力を知ってもらいたい」「未来のリンパマッサージ師を育てたい」と感じる人もいるでしょう。そんなときは、リンパマッサージの講師・インストラクターを目指してみてはいかがでしょうか。
講師・インストラクターとして活躍するためには、講師養成講座を受講するのがおすすめ。サロンの開業・経営に必要なスキルと人に教えるスキルはイコールではないので、まずは「人にリンパマッサージの知識や技術を教える方法」を学ぶ必要があります。
実際に施術を行う際の手技をはじめ、症状別の施術方法や生理学・解剖学に基づいた説明などを受講生に教えていきます。セラピストやエステティシャンのなかには、感覚や経験を重視して施術を実施している人もいますが、講師やインストラクターとして他人へ指導する場合はしっかりと基礎知識や技術理論を理解し、分かりやすく説明できる能力が必要です。
初めてリンパマッサージに触れる生徒は、身体の構造も基本的な手技も分かりません。しかし、ここをきちんと理解できなければ、身体の構造や適切な指圧方法が分からず、お客様の身体に悪影響を及ぼす可能性もあります。そのため、講師やインストラクターは立派な施術者を育てるために、基礎から応用まで綿密な指導を行う責任があるのです。
同じ内容の授業を受けたとしても、習熟度や理解度は生徒1人ひとり異なります。そのため、リンパマッサージの講師やインストラクターは、受講生の様子や状態をきちんとチェックして、1人ひとりに最適なサポートを行わなければなりません。
また、講座では一方的な指導ではなく、生徒からの質問にも答える必要があります。とくに初心者の場合は思いもよらない質問されるケースもありますが、そこでしっかりと答えられなければ指導者としての信頼を失う可能性も…。そのため、講師やインストラクターは幅広い知識や豊富な経験が求められます。
リンパマッサージの講師やインストラクターが生徒に直接指導する内容は、教材に書かれていることや基本的な手技だけではありません。教材だけでは習得できない実技の感覚はもちろん、接客の心構えや配慮なども指導していきます。そのため、リンパマッサージの講師やインストラクターを目指す人は、高いコミュニケーション能力が求められるでしょう。
とくに、これからリンパマッサージ師として活躍したいと考えている人に指導を行う場合は、講師やインストラクターが教えた接客方法が実践に影響を及ぼします。どのような指導を行ったかによって生徒のリンパマッサージ師としての質が決まるので、ホスピタリティへの意識指導は非常に重要です。
リンパマッサージの講師やインストラクターは、スクール講師として座学や実技などをレクチャーする働き方があります。なかには講師を派遣しているスクールもあり、この場合は新規オープンのサロンなどへ出向き、スタッフの研修などにも携われます。
どちらの場合も、これからリンパマッサージ師として活躍したいと思っている人たちの力になれるため、やりがいとともに責任感も生まれるでしょう。
講師やインストラクターのなかには、フリーランスとして個人で活動している人もいます。セミナーの企画から会場の手配、集客などに至るまで自身で進めていくので、企画力や行動力がある人に向いていると言えるでしょう。
こちらはスクール講師とは異なり、リンパマッサージ師を目指す人だけでなく、より多くの人にリンパマッサージの魅力や基本的な技術を教えることができるのがメリットです。
リンパマッサージの講師は、参加者や生徒の前で講義を行います。教える内容は、講師自身が専門的な知識を有し、聞き手に分かりやすく説明できなければなりません。また、お客様に安全な施術ができる生徒を育てられるよう、高度な技術を持っている必要もあります。また、生徒から信頼を得るためには、豊富な経験や資格を持っているかも重要です。
リンパマッサージの講師やインストラクターには、専門的な知識や技術だけでなく、コミュニケーション能力も求められます。参加者の理解度を深めたりリンパマッサージに興味を持ってもらうためには、講師の説明が分かりやすいかにかかっている…と言っても過言ではありません。聞き手の反応を見ながら話を進めたり、抑揚をつけて話したりといったコミュニケーション能力が講師・インストラクターにとって欠かせないスキルの1つなのです。
リンパマッサージの知識や技術は日々新しい情報が出てくるので、講師やインストラクターは学び続ける力が必要です。常に最新の情報をアップデートしなければ、時代のニーズに沿った講師にはなれませんし、高度な知識や技術を持つリンパマッサージ師を育てることもできません。
また、講義の内容についても、話し方や資料の作り方などを常に考え、より分かりやすい講義となるように努められるかがポイントになります。
講座を受ける生徒は、「多くの人を癒せるリンパマッサージ師になりたい」という夢や目標を持ってレッスンにのぞんでいます。夢や目標はその人のモチベーションにも繋がるので、講師やインストラクターは生徒1人ひとりの気持ちを応援する前向きな姿勢でいるのが大切です。
また、初級講座はリンパマッサージに触れるのが初めてという生徒もいるでしょう。講師は生徒それぞれの理解度に合わせて講座を進行しなければなりません。そのため、講師やインストラクターは面倒見が良く、前向きな性格の人が向いています。